WM_SETTEXT

WM_SETTEXTメッセージは、ウィンドウに関連付けられたテキスト(ウィンドウタイトルやコントロールの内容など)を設定するために送信されます。

このメッセージを送信するにはSendMessage関数を使います。

#define  WM_SETTEXT    0x000C

パラメータ

wParam

wParamパラメータは使用されません。

lParam

ウィンドウテキストとして設定するヌル終端文字列のアドレスへのポインタを指定します。

戻り値

テキストが設定されると1 (TRUE) が返ります。

テキストを設定するのに十分な空き容量がなかった場合は、エディットコントロールでは0 (FALSE) が、リストボックスでは-2 (LB_ERRSPACE) が、コンボボックスでは-2 (CB_ERRSPACE) がそれぞれ返ります。このメッセージがエディットコントロールを持たないコンボボックスに送られた場合は-1 (CB_ERR) が返ります。

解説

DefWindowProc関数はウィンドウテキストを設定して画面に表示します。

このメッセージがエディットコントロールに送られると、コントロールの内容が指定したテキストに設定されます。コンボボックスに送られると、コンボボックスのエディットコントロール部分のテキストが設定されます。ボタンコントロールに送られると、ボタン上のテキストが設定されます。その他のウィンドウに送られると、ウィンドウタイトルのテキストが設定されます。

このメッセージはコンボボックス内のリストボックスで現在選択されている項目を変更しません。エディットコントロール内のテキストに合うリストボックス項目を選択するにはCB_SELECTSTRINGメッセージを使います。

対応情報

Windows 95 以降 / Windows NT 3.1 以降