指定されたウィンドウの表示状態を設定します。
BOOL ShowWindow( HWND hWnd, // ウィンドウハンドル int nCmdShow // 表示状態 );
USER32.DLL
表示状態を変更するウィンドウのハンドルを指定します。
ウィンドウの表示状態を指定します。アプリケーションを起動したプロセスが、起動時に STARTUPINFO 構造体を提供していた場合には、アプリケーションが最初に呼び出した ShowWindow 関数ではこのパラメータは無視されます。以下の値のいずれかを指定します。それ以外の場合、アプリケーションが最初に呼び出す ShowWindow 関数には、 WinMain 関数の nCmdShow パラメータの値を指定するべきです。それ以降の呼び出しでは、以下の値のいずれかを指定することができます。
値 | 意味 |
---|---|
0 (SW_HIDE) | ウィンドウを非表示にして、他のウィンドウをアクティブにします。 |
1 (SW_SHOWNORMAL) | ウィンドウをアクティブにして表示します。ウィンドウが最小化または最大化されている場合は、ウィンドウの位置とサイズを元に戻します。アプリケーションは、最初にウィンドウを表示させるときにこのフラグを指定するべきです。 |
2 (SW_SHOWMINIMIZED) | ウィンドウをアクティブにして、最小化されたウィンドウとして表示します。 |
3 (SW_SHOWMAXIMIZED, SW_MAXIMIZE) | ウィンドウをアクティブにして、最大化されたウィンドウとして表示します。 |
4 (SW_SHOWNOACTIVATE) | ウィンドウをアクティブにはせずに表示します。 |
5 (SW_SHOW) | ウィンドウをアクティブにして、現在の位置とサイズで表示します。 |
6 (SW_MINIMIZE) | 指定されたウィンドウを最小化して、次の Z オーダーにあるトップレベルウィンドウをアクティブにします。 |
7 (SW_SHOWMINNOACTIVE) | ウィンドウを最小化されたウィンドウとして表示します。ウィンドウはアクティブ化されません。 |
8 (SW_SHOWNA) | ウィンドウを現在の位置とサイズで表示します。ウィンドウはアクティブ化されません。 |
9 (SW_RESTORE) | ウィンドウをアクティブにして表示します。ウィンドウが最小化または最大化されている場合は、ウィンドウの位置とサイズを元に戻します。アプリケーションは、最小化されたウィンドウの位置とサイズを元に戻すときにこのフラグを指定するべきです。 |
10 (SW_SHOWDEFAULT) | アプリケーションを起動したプログラムが CreateProcess 関数にパラメータとして渡した STARTUPINFO 構造体で指定されている SW_ 値に基づいて表示状態が設定されます。 |
11 (SW_FORCEMINIMIZE) | Windows 2000/XP: ウィンドウを所有しているスレッドがハングしている状態であっても、ウィンドウを最小化します。他のスレッドからウィンドウを最小化させる場合にのみ、このフラグを使用するべきです。 |
ウィンドウが以前に表示されていた場合には 0 以外の値が返ります。
ウィンドウが以前に表示されていなかった場合には 0 が返ります。
Windows 95 以降 / Windows NT 3.1 以降