リッチエディットコントロールの中から、指定された文字列を検索します。
このメッセージを送信するには SendMessage 関数を使います。
#define EM_FINDTEXT 0x0438 wParam = fuFlags; lParam = pFindText;
検索オプションを指定します。 0 または以下の値の組み合わせで指定します。
値 | 意味 |
---|---|
0x00000001 (FR_DOWN) |
Rich Edit 2.0 以降: このフラグが指定されると、検索は現在の選択範囲の後ろからドキュメントの最後に向けて行なわれます。指定されない場合は、検索は現在の選択範囲の後ろからドキュメントの先頭に向けて行なわれます。 Rich Edit 1.0: このフラグの指定は無視されます。検索は常に現在の選択範囲の後ろからドキュメントの最後に向けて行なわれます。 |
0x00000002 (FR_WHOLEWORD) | ワード境界を考慮して、指定された文字列と一致する単語のみを検索します。 |
0x00000004 (FR_MATCHCASE) | このフラグが指定されると、大文字・小文字を区別して検索します。指定されない場合は、大文字・小文字を区別しません。 |
0x20000000 (FR_MATCHDIAC) | Rich Edit 3.0 以降: アラビア語およびヘブライ語の発音区別符号を考慮します。 |
0x40000000 (FR_MATCHKASHIDA) | Rich Edit 3.0 以降: アラビア語の kashida を考慮します。 |
0x80000000 (FR_MATCHALEFHAMZA) | Rich Edit 3.0 以降: アラビア語の、異なるアクセントを持つ alef を区別して検索します。 |
検索情報を格納した FINDTEXT 構造体のアドレスを指定します。
指定された文字が見つかった場合には、最初の文字の位置のインデックスが返ります。
指定した文字列が見つからなかった場合には -1 が返ります。
Windows 95 以降 / Windows NT 4.0 以降