EM_GETCHARFORMAT

リッチエディットコントロールにおける現在の文字書式を取得します。

このメッセージを送信するには SendMessage 関数を使います。

#define  EM_GETCHARFORMAT    0x043A

wParam = fSelection;
lParam = pFormat;

パラメータ

fSelection

デフォルトの書式と選択されている文字列の書式のどちらを取得するのかを指定します。0 を指定するとデフォルトの書式が取得されます。1 を指定すると現在選択されている範囲の書式が取得されます。

意味
0x0000 (SCF_DEFAULT)

デフォルトの文字書式を取得します。

0x0001 (SCF_SELECTION)

現在の選択範囲の文字書式を取得します。

pFormat

取得した文字書式の情報を格納するための CHARFORMAT 構造体のアドレスを指定します。選択されている文字列の書式を取得した場合、この構造体には最初の文字書式が格納され、 dwMask メンバには選択範囲中のすべての範囲で適用されている属性が格納されます。

Rich Edit 2.0 以降: CHARFORMAT2 構造体のアドレスを指定することができます。この場合は、 EM_GETCHARFORMAT メッセージを送信する前に、 cbSize メンバに構造体のサイズを指定しておかなければなりません。

戻り値

CHARFORMAT 構造体の dwMask メンバの値が返ります。

対応情報

Windows 95 以降 / Windows NT 4.0 以降