EM_SETOPTIONS

リッチエディットコントロールのオプションを設定します。

このメッセージを送信するには SendMessage 関数を使います。

#define  EM_SETOPTIONS    0x044D

wParam = fOperation;
lParam = fOptions;

パラメータ

fOperation

オプションを設定する方法を指定します。以下の値のいずれかを指定します。

意味
0x0001 (ECOOP_SET)

オプションを fOption で指定した値に設定します。

0x0002 (ECOOP_OR)

現在のオプションに fOption で指定したオプションを結合します。

0x0003 (ECOOP_AND)

現在のオプションのなかで fOption で指定したオプションのみを残します。

0x0004 (ECOOP_XOR)

現在のオプションと fOption で指定したオプションの XOR 値を新しいオプションに設定します。

fOptions

オプションを指定します。以下の値の組み合わせで指定します。

0x00000001 (ECO_AUTOWORDSELECTION)

ダブルクリックで自動的に単語を選択します。

0x00000040 (ECO_AUTOVSCROLL)

ES_AUTOVSCROLL スタイルと同じです。ユーザーが最下行で[Enter]キーを押すと、テキストを自動的に上にスクロールします。

0x00000080 (ECO_AUTOHSCROLL)

ES_AUTOHSCROLL スタイルと同じです。ユーザーが行末に文字を入力すると、エディットコントロール内のテキストが自動的に右スクロールします。

0x00000100 (ECO_NOHIDESEL)

ES_NOHIDESEL スタイルと同じです。選択されているテキストは、コントロールがフォーカス持っていない場合も反転表示されます。

0x00000800 (ECO_READONLY)

ES_READONLY スタイルと同じです。ユーザーによるテキストの入力や編集をできないようにします。

0x00001000 (ECO_WANTRETURN)

ES_WANTRETURN スタイルと同じです。ダイアログボックス内の複数行エディットコントロールにテキストを入力しているときに[Enter]キーが押されると、改行が挿入されるようにします。

0x00008000 (ECO_SAVESEL)

ES_SAVESEL スタイルと同じです。コントロールが入力フォーカスを失うときに、現在選択されている範囲が保存され、次にフォーカスを得たときに同じ領域が選択されている状態になります。

0x01000000 (ECO_SELECTIONBAR)

ES_SELECTIONBAR スタイルと同じです。

0x00400000 (ECO_VERTICAL)

ES_VERTICAL スタイルと同じです。縦書きのリッチエディットコントロールを作成します。アジアの言語のバージョンのみで利用可能です。

戻り値

現在のオプション値が返ります。

対応情報

Windows 95 以降 / Windows NT 4.0 以降