SB_GETTEXT

ステータスウィンドウの指定されたパーツに表示されるテキストを取得します。

このメッセージを送信するには SendMessage 関数を使います。

#define  SB_GETTEXT    0x0402

wParam = iPart;
lParam = pszText;

パラメータ

iPart

テキストを取得するパーツの 0 から始まるインデックスを指定します。

pszText

取得したテキストを格納するバッファのアドレスを指定します。

戻り値

2つの16ビット値を組み合わせた32ビット値が返ります。この値の下位ワードは、取得したテキストの文字数になります。上位ワードは、テキスト描画時の表示形式を表す値になります。この値は以下のいずれかになります。

値 意味
0

それぞれのパーツが境界線で区切られ、テキスト表示領域がくぼんで表示されます。
0x0100 (SBT_NOBORDERS)

境界線なしでテキストが表示されます。
0x0200 (SBT_POPOUT)

それぞれのパーツが境界線で区切られ、テキスト表示領域が浮き上がって表示されます。
0x0400 (SBT_RTLREADING)

ヘブライ語やアラビア語などのシステムでは、文字列が右から左向きに描画されます。

テキストが SBT_OWNERDRAW 描画形式を持つ場合には、戻り値として、文字数および表示形式ではなく、テキストに関連付けられた32ビット値が返ります。

対応情報

Windows 95 以降 / Windows NT 3.51 以降