TB_LOADIMAGES

システム定義のボタンイメージをロードしてツールバーの利用可能イメージのリストに追加します。

このメッセージを送信するには SendMessage 関数を使います。

#define  TB_LOADIMAGES    0x0432

wParam = iBitmapID;
lParam = hinst;

パラメータ

iBitmapID

システム定義のボタンイメージリストの ID を指定します。以下の値のいずれかを指定します。

意味
0 (IDB_STD_SMALL_COLOR) システム標準ビットマップ(小)
1 (IDB_STD_LARGE_COLOR) システム標準ビットマップ(大)
4 (IDB_VIEW_SMALL_COLOR) ビュービットマップ(小)
5 (IDB_VIEW_LARGE_COLOR) ビュービットマップ(大)
8 (IDB_HIST_SMALL_COLOR) エクスプローラービットマップ(小)
9 (IDB_HIST_LARGE_COLOR) エクスプローラービットマップ(大)
hinst

-1 (HINST_COMMCTRL) を指定しなければなりません。

戻り値

新しいイメージが追加される前にリスト中に含まれていたイメージの数が返ります。

解説

メッセージの戻り値は新しくリストに追加された最初のイメージの、リスト中におけるインデックスに相当します。この値に以下のインデックスを加えた値を指定することで、それぞれのイメージを使用することができます。

標準ビットマップ
意味
0 (STD_CUT) 切り取り
1 (STD_COPY) コピー
2 (STD_PASTE) 貼り付け
3 (STD_UNDO) アンドゥ
4 (STD_REDOW) リドゥ
5 (STD_DELETE) 削除
6 (STD_FILENEW) 新規作成
7 (STD_FILEOPEN) 開く
8 (STD_FILESAVE) 保存
9 (STD_PRINTPRE) 印刷プレビュー
10 (STD_PROPERTIES) プロパティ
11 (STD_HELP) ヘルプ
12 (STD_FIND) 検索
13 (STD_REPLACE) 置換
14 (STD_PRINT) 印刷
ビュービットマップ
意味
0 (VIEW_LARGEICONS) 大きいアイコン
1 (VIEW_SMALLICONS) 小さいアイコン
2 (VIEW_LIST) 一覧表示
3 (VIEW_DETAILS) 詳細表示
4 (VIEW_SORTNAME) 名前順に整列
5 (VIEW_SORTSIZE) サイズ順に整列
6 (VIEW_SORTDATE) 日付順に整列
7 (VIEW_SORTTYPE) 種類順に整列
8 (VIEW_PARENTFOLDER) 上のフォルダへ
9 (VIEW_NETCONNECT) ネットワークドライブへ接続
10 (VIEW_NETDISCONNECT) ネットワークドライブから切断
11 (VIEW_NEWFOLDER) 新しいフォルダ
エクスプローラビットマップ
意味
0 (HIST_BACK) 前へ
1 (HIST_FORWARD) 次へ
2 (HIST_FAVORITES) お気に入り
3 (HIST_ADDTOFAVORITES) お気に入りに追加
4 (HIST_VIEWTREE) ツリー表示

対応情報

Comctl32.dll Version 4.70 以降

Windows 98 以降 / Windows 2000 以降

または Internet Explorer 3.0 以降をインストールした Windows 95 / NT 4.0