WM_NULL メッセージは、どのような効果も持ちません。アプリケーションは、受け取り側ウィンドウが無視するメッセージをポストしたい場合に WM_NULL メッセージを使用することができます。
ウィンドウは、ウィンドウプロシージャを介してこのメッセージを受け取ります。
#define WM_NULL 0x0000
パラメータはありません。
アプリケーションがこのメッセージを処理した場合は 0 を返します。
例として、アプリケーションが WH_GETMESSAGE フックをインストールしており、メッセージ処理を止めたい場合に、 GetMsgProc コールバック関数は、受け手がメッセージを無視するようにするために WM_NULL メッセージを使うことができます。
別の例として、アプリケーションは、ウィンドウがメッセージに応答するかどうかをチェックするために、 SendMessageTimeout 関数を使って WM_NULL メッセージを送信することができます。
Windows 95 以降 / Windows NT 3.1 以降