PROCESS_INFORMATION

CreateProcess 関数によって作成されたプロセスとそのプライマリスレッドの情報が格納されます。

typedef struct _PROCESS_INFORMATION {
    HANDLE hProcess;     // プロセスのハンドル
    HANDLE hThread;      // プライマリスレッドのハンドル
    DWORD  dwProcessId;  // プロセスID
    DWORD  dwThreadId;   // プライマリスレッドID
} PROCESS_INFORMATION, *PPROCESS_INFORMATION, *LPPROCESS_INFORMATION;

メンバ

hProcess

新しく作成されたプロセスのハンドルが格納されます。このハンドルは、プロセスオブジェクトへの操作を実行する関数で新しいプロセスを指定するのに使われます。

hThread

新しく作成されたプライマリスレッドのハンドルが格納されます。このハンドルは、スレッドオブジェクトへの操作を実行する関数で新しいスレッドを指定するのに使われます。

dwProcessId

プロセスを識別するのに使われるグローバルプロセス ID が格納されます。この値は、プロセスが作成されてからプロセスが終了するまで有効です。

dwThreadId

プライマリスレッドを識別するのに使われるグローバルスレッド ID が格納されます。この値は、スレッドが作成されてからスレッドが終了するまで有効です。

対応情報

Windows 95 以降 / Windows NT 3.1 以降

変数との対応

HSP 変数 メンバ
メンバ名 オフセット サイズ
procinfo.0 hProcess 0 4
procinfo.1 hThread 4 4
procinfo.2 dwProcessId 8 4
procinfo.3 dwThreadId 12 4