GetWindowRgn

指定されたウィンドウのウィンドウリージョンのコピーを取得します。ウィンドウリージョンは、システムが描画を許可するウィンドウ内の領域を決定します。システムは、ウィンドウリージョンから外れるウィンドウの部分を表示しません。

int GetWindowRgn(
    HWND hWnd,        // ウィンドウハンドル
    HRGN hRgn         // リージョンハンドル
);

USER32.DLL

引数

hWnd

ウィンドウリージョンを取得するウィンドウのハンドルを指定します。

hRgn

リージョンのハンドルを指定します。このパラメータで指定されたリージョンがウィンドウリージョンを表すように変更されます。

戻り値

取得されたリージョンの形式を表す値が返ります。以下の値のいずれかになります。

意味
0 (ERROR)

指定されたウィンドウはリージョンを持っていません。または、リージョン取得中にエラーが発生しました。

1 (NULLREGION)

空のリージョンが取得されました。

2 (SIMPLEREGION)

1つの長方形からなるリージョンが取得されました。

3 (COMPLEXREGION)

1つの長方形よりも複雑な形のリージョンが取得されました。

解説

ウィンドウリージョンの座標はウィンドウのクライアントエリアではなく、ウィンドウの左上隅からの相対的な座標で表されます。

ウィンドウのウィンドウリージョンを設定するには、 SetWindowRgn 関数を使います。

対応情報

Windows 95 以降 / Windows NT 3.51 以降