ImageList_Draw

指定されたデバイスコンテキストにイメージリストのアイテムを描画します。

BOOL ImageList_Draw(
    HIMAGELIST himl,  // イメージリストのハンドル
    int   index,      // イメージのインデックス
    HDC   hdcDest,    // 描画先デバイスコンテキスト
    int   x,          // 描画先x座標
    int   y,          // 描画先y座標
    UINT  fStyle      // 描画スタイル
);

COMCTL32.DLL

引数

himl

イメージリストのハンドルを指定します。

index

描画するイメージのインデックスを指定します。

hdcDest

描画先のデバイスコンテキストのハンドルを指定します。

x, y

描画先の座標を指定します。

fStyle

描画スタイルを指定します。また、オーバーレイイメージのインデックスを合わせて指定できます。

描画スタイルは以下の値を指定します。

意味
0x0000 (ILD_NORMAL)

イメージリストのバックグラウンドカラーを使用してイメージを描画します。バックグラウンドカラーが CLR_NONE (0xFFFFFFFF) ならば、イメージはマスクを使用して透明に描画されます。

0x0001 (ILD_TRANSPARENT)

イメージリストのバックグラウンドカラーに関係なく、マスクを使用して透明に描画されます。マスクを使用しない場合はこのフラグは無視されます。

0x0002 (ILD_BLEND25, ILD_FOCUS)

システムの強調表示色を 25% 混合して、イメージを描画します。イメージリストがマスクを持っていないときは、この値は有効ではありません。

0x0004 (ILD_BLEND50, ILD_SELECTED, ILD_BLEND)

システムの強調表示色を 50% 混合して、イメージを描画します。イメージリストがマスクを持っていないときは、この値は有効ではありません。

0x0010 (ILD_MASK)

マスクを描画します。

オーバーレイイメージを使用する場合は、オーバーレイイメージのインデックスを 8 ビット分だけ左ビットシフトしたものを OR 結合することで指定します。あらかじめ ImageList_SetOverlayImage 関数を用いてオーバーレイイメージを指定しておかなければなりません。

戻り値

成功すると 0 以外の値が返ります。

失敗すると 0 が返ります。

対応情報

Windows 95 以降 / Windows NT 3.51 以降