EM_SETCHARFORMAT

リッチエディットコントロールの文字書式を設定します。

このメッセージを送信するには SendMessage 関数を使います。

#define  EM_SETCHARFORMAT    0x0444

wParam = uFlags;
lParam = pFormat;

パラメータ

uFlags

設定する文字書式の適用範囲を指定します。以下の値のいずれかを指定できます。

意味
0x0000 (SCF_DEFAULT)

デフォルトの書式を設定します。

0x0001 (SCF_SELECTION)

書式をコントロール中で現在選択されている文字列に適用します。選択されていないときは、現在のカーソル位置に挿入される文字列に対して書式が適用されます。このとき、カーソル位置が変更されると書式は無効になります。

0x0003 (SCF_SELECTION | SCF_WORD)

書式を選択されている単語に適用します。選択されていない状態でもカーソルがある単語の中にあれば、その単語に対して書式が適用されます。

0x0004 (SCF_ALL)

書式をコントロール中のすべての文字列に適用します。

pFormat

適用する文字書式の情報を格納した CHARFORMAT 構造体のアドレスを指定します。 dwMask メンバで指定された書式属性のみが設定されます。

Rich Edit 2.0 以降: CHARFORMAT 構造体の代わりに CHARFORMAT2 構造体のアドレスを指定することもできます。メッセージを送信する前に、 cbSize メンバに構造体アドレスを格納しておかなければなりません。

戻り値

成功すると 0 以外の値が返ります。

失敗すると 0 が返ります。

対応情報

Windows 95 以降 / Windows NT 4.0 以降