WM_COMMAND

WM_COMMAND メッセージは、ユーザーがメニューアイテムを選択した場合、コントロールが親ウィンドウに通知メッセージを送った場合、およびアクセラレータキー操作が変換された場合に送られます。

ウィンドウは、ウィンドウプロシージャを介してこのメッセージを受け取ります。

#define  WM_COMMAND    0x0111

wID         =  wParam & 0xFFFF;
wNotifyCode = (wParam >> 16) & 0xFFFF;
hwndControl =  lParam;

パラメータ

wID

wParam パラメータの下位ワードの値。

メニューアイテム、コントロール、アクセラレーターの ID が指定されます。

wNotifyCode

wParam パラメータの上位ワードの値。

メッセージがコントロールから送られている場合には、コントロールからの通知コードが指定されます。アクセラレータから送られた場合には 1 が指定されます。メニューから送られた場合は 0 が指定されます。

hwndControl

lParam パラメータの値。

メッセージがコントロールから送られた場合には、コントロールのウィンドウハンドルが指定されます。それ以外の場合は 0 (NULL) になります。

戻り値

アプリケーションがこのメッセージを処理した場合は 0 を返します。

対応情報

Windows 95 以降 / Windows NT 3.1 以降