INITCOMMONCONTROLSEX

DLL からコモンコントロールクラスをロードするのに使用される情報が格納されます。この構造体は InitCommonControlsEx 関数で使われます。

typedef struct tagINITCOMMONCONTROLSEX {
    DWORD  dwSize;     // 構造体のサイズ(=8)
    DWORD  dwICC;      // ロードするクラス
} INITCOMMONCONTROLSEX, *LPINITCOMMONCONTROLSEX;

メンバ

dwSize

INITCOMMONCONTROLSEX 構造体のサイズをバイト単位で指定します。 8 を指定します。

dwICC

ライブラリからロードするコモンコントロールクラスを指定します。以下の値の組み合わせで指定します。

値	ロードされるコントロールクラス
0x00000001 (ICC_LISTVIEW_CLASSES)	リストビュー、ヘッダーコントロール
0x00000002 (ICC_TREEVIEW_CLASSES)	ツリービュー、ツールチップ
0x00000004 (ICC_BAR_CLASSES)	ツールバー、ステータスバー、トラックバー、ツールチップ
0x00000008 (ICC_TAB_CLASSES)	タブコントロール、ツールチップ
0x00000010 (ICC_UPDOWN_CLASS)	アップダウンコントロール
0x00000020 (ICC_PROGRESS_CLASS)	プログレスバー
0x00000040 (ICC_HOTKEY_CLASS)	ホットキーコントロール
0x00000080 (ICC_ANIMATE_CLASS)	アニメートコントロール
0x000000FF (ICC_WIN95_CLASSES)	以上のすべてのコントロール
0x00000100 (ICC_DATE_CLASSES)	DTP コントロール
0x00000200 (ICC_USEREX_CLASSES)	拡張コンボボックス
0x00000400 (ICC_COOL_CLASSES)	レバーコントロール
0x00000800 (ICC_INTERNET_CLASSES)	Version 4.71 以降： IP アドレスコントロール
0x00001000 (ICC_PAGESCROLLER_CLASS)	Version 4.71 以降： ページャーコントロール

対応情報

Comctl32.dll Version 4.70 以降

Windows 98 以降 / Windows 2000 以降

または Internet Explorer 3.0 以降をインストールした Windows 95 / NT 4.0

変数との対応