WM_TIMER

WM_TIMERメッセージは、タイマーが終了する際に、登録されているスレッドのメッセージキューにポストされます。このメッセージはGetMessage関数およびPeekMessage関数によってポストされます。

#define  WM_TIMER    0x0113

パラメータ

wParam

wParamパラメータはタイマーIDです。

lParam

lParamパラメータは、タイマー登録時にSetTimer関数に渡されたアプリケーション定義のコールバック関数へのポインタです。

戻り値

アプリケーションがこのメッセージを処理した場合は0を返すべきです。

解説

アプリケーションは、ウィンドウプロシージャにWM_TIMERメッセージに対する処理を記述することができます。これとは別に、DispatchMessage関数は、SetTimer関数でタイマーをインストールする際に指定されたTimerProcコールバック関数を呼び出します。

WM_TIMERメッセージは優先度の低いメッセージです。GetMessage関数およびPeekMessage関数は、より優先度の高いメッセージがスレッドのメッセージキューにない場合にのみ、このメッセージをポストします。

対応情報

Windows 95 以降 / Windows NT 3.1 以降