指定された幅、高さ、色形式を持つビットマップを作成します。この関数は、モノクロビットマップの作成に使用します。
HBITMAP CreateBitmap( int nWitdh, // 幅 int nHeight // 高さ UINT cPranes, // カラープレーンの数 UINT cBitsPerPel, // 1 ピクセルのビット数 CONST VOID *pvBits // ピクセルの色データ );
GDI32.DLL
作成するビットマップのサイズをピクセル単位で指定します。
デバイスが使用するカラープレーンの数を指定します。モノクロビットマップの作成のためには1を指定します。
1ピクセルの色を識別するのに必要なビット数を指定します。モノクロビットマップの作成のためには1を指定します。
ピクセルの色データが入った配列へのポインタを指定します。方形の各走査行は、ワード境界に整列されていなければなりません (余ったバイトは0で埋めなければなりません) 。0 (NULL) を指定すると、ビットマップの内容は初期化されずに不定になります。
成功すると作成されたビットマップのハンドルが返ります。
失敗すると0 (NULL) が返ります。
Windows NT/2000/XP： 拡張エラー情報を取得するには、GetLastError関数を使います。
この関数はデバイス依存ビットマップを作成します。
ビットマップ作成後、SelectObject関数を呼び出して、デバイスコンテキストに選択することができます。このとき、ビットマップとデバイスコンテキストは同じ形式でなければいけません。
この関数を使用してカラービットマックを作成することは可能ですが、パフォーマンス上の問題から、アプリケーションはモノクロビットマップの作成にはCreateBitmap関数を使用し、カラービットマップの作成にはCreateCompatibleBitmap関数を使用するべきです。CreateBitmap関数で作成されたビットマップがデバイスコンテキストに選択される際に、システムはビットマップがデバイスコンテキストの形式と合致しているかどうかをチェックします。CreateCompatibleBitmap関数は指定されたデバイスコンテキストと同じ形式のビットマップを作成するため、CreateBitmap関数によるカラービットマップよりもCreateCompatibleBitmap関数によるカラービットマップの方がSelectObject関数の呼び出しが高速になります。
nWitdhまたはnHeightに0を指定すると、1×1ピクセルのモノクロビットマップのハンドルが返ります。
ビットマップが不要になったらDeleteObject関数で削除しなければなりません。
Windows 95 以降 / Windows NT 3.1 以降