MessageBeep

ウェーブ形式のサウンドを再生します。サウンドの種類は、コントロールパネルの[サウンド]で設定できます。

BOOL MessageBeep(
    UINT uType   // サウンドの形式
);

USER32.DLL

引数

uType

サウンドの種類を指定します。以下の値のいずれかになります。

0x00000000 (MB_OK)
一般の警告音
0x00000010 (MB_ICONHAND)
システムエラー
0x00000020 (MB_ICONQUESTION)
メッセージ(問合わせ)
0x00000030 (MB_ICONEXCLAMATION)
メッセージ(警告)
0x00000040 (MB_ICONASTERISK)
メッセージ(情報)
0xFFFFFFFF (-1)
単純なビープ音

サウンドカードを利用できない場合には、スピーカを使用してサウンドを生成します。

戻り値

関数が成功すると、0以外の値が返ります。

関数が失敗すると、0が返ります。拡張エラー情報を取得するには、GetLastError関数を使います。

解説

MessageBeep関数は、サウンドをキューイングして制御を返します。関数呼び出しとサウンド再生は非同期的に行なわれます。

指定されたサウンドを再生できなかった場合、MessageBeep関数はシステムのデフォルトサウンドを再生することを試みます。システムのデフォルトサウンドを再生できない場合には、コンピュータのスピーカを通して標準ビープ音を生成します。

ユーザーは、サウンドコントロールパネルを使用して警告ビープ音を無効にすることができます。

対応情報

Windows 95 以降 / Windows NT 3.1 以降