ENDROPFILES

EN_DROPFILES 通知メッセージに関連する情報を格納します。エディットコントロールの新しい選択範囲の情報を格納します。この通知メッセージは、リッチエディットコントロールが WM_DROPFILES メッセージを受け取ったときに送られます。

typedef struct _endropfiles {
    NMHDR   nmhdr;        // NMHDR構造体
    HANDLE  hDrop;        // 内部データハンドル
    LONG    cp;           // ドロップ位置
    BOOL    fProtected;   // 保護属性
} ENDROPFILES;

メンバ

nmhdr

NMHDR 構造体です。 code メンバには EN_DROPFILES 通知コード (0x0703) が格納されます。

hDrop

ドロップされたファイルのリストを含む内部データ構造体を操作するためのハンドルが格納されます。このハンドルは WM_DROPFILES メッセージで受け取るものと同じであり、 DragFinish 関数、 DragQueryFile 関数、 DragQueryPoint 関数で使用されます。

cp

ファイルがドロップされた位置にある文字のインデックスが格納されます。

fProtected

ドロップされた位置の文字が保護属性を持つ場合は 1 (TRUE) が、持たない場合は 0 (FALSE) が格納されます。

対応情報

Windows 95 以降 / Windows NT 4.0 以降

変数との対応

HSP 変数 メンバ
メンバ名 オフセット サイズ
endrop.0 nmhdr hwndFrom 0 4
endrop.1 idFrom 4 4
endrop.2 code ( = EN_MSGFILTER ) 8 4
endrop.3 hDrop 12 4
endrop.4 cp 16 4
endrop.5 fProtected 20 4